小林敏明教授の「ライプツィヒの街から 47 ライプツィヒ中央駅」

こんばんわ!モンです

 

年末の忙しい時期にドイツの小林教授からレポが届きました!

しかし・・・私がボケボケしてる間にすっかり掲載が遅れてしまいました

教授、申し訳ございません。

 

東京での夏目漱石のシンポジュウムで一年ぶりに

小林教授のお元気な姿を拝見したのですが

あれ?何時だったっけ?とスケジュール帳を探ってみると・・・

9月末・・・そんな前でしたか・・・

 

さて、本日はドイツの駅事情について

ドイツに行った事のある方ならお分かりでしょうが

日本との違いにチョット驚きますよ!

 

それでは、小林教授!

本日もお願い致します!

 

ライプツィヒ中央駅

 

いつも何か変わったことをと思っているのですが、かといって以前に書いたことと重なっていてはまずいし、そんなプレッシャーからなかなか記事を書くことができませんでした。

しかし、考えてみれば僕にとってごく普通のことが日本の皆さんには珍しいかもしれず、

だとしたら、いっそのこと、ごく普通のことをごく普通に紹介したらどうかと、昨日駅に行って写真を撮ってきました。

 

というわけで、今回のテーマは僕がしょっちゅう利用しているライプツィヒ中央駅です。

ちなみに駅はわが家から徒歩三分です。

外からライプツィヒにやってくると、まずこのようなホームに到着します。これをさらに出口のほうに歩いて行くと、

こういうカマボコ形の屋根の中に入ります。こういうホームが並行して21本あり、地下を通り抜ける1、2番線を除いて他の番線はすべてつきあたり式、いわゆるKopfbahnhof(直訳すると頭駅)と呼ばれるもので、ドイツにはミュンヘン、フランクフルト、シュトットガルト、それにこのライプツィヒの四駅しかありません。なかでも第一次世界大戦中の1915年に完成したわがライプツィヒ中央駅は幅298mで、ゲレンデの大きさは現在でもヨーロッパ最大です。

 

この事実地元でも知っている人が少ないです。

ホームを出口に向かって進んでいくと、

こういう感じで、両番線に列車が入っています。

ちなみに右側がドイツの新幹線に当たるICE(Intercity-Express)車両です。

新幹線ほどスピードを出すことができないのは、隣の一般列車と同じ線路を走るからです。遅れは「常識」といっていいほど、10分15分の遅れはしょっちゅう、運が悪いと1時間遅れなどということもまれではありません。

 

発車が30秒早すぎたといってお詫びのアナウンスを入れるどこかの国の強迫神経症患者のみなさんには理解不能でしょう。

 

しかし、ヨーロッパのなかでは、これでもドイツは「正確」な方なんですよ。

ホームを過ぎて正面ホールから、歩いてきた方を振り返るとこうなります。

ホームが日本式の2階の高さにあって、正面ホールの下つまり1階部と地下部はモール街になっています。僕も日常の買い物にはここのスーパーまで出てきます。

天井の高さもハンパではないでしょう。

出口はおもに東ホールか西ホールと呼ばれるところを利用しますが、これにくわえてサイドに二つ、正面にも小さい出口が一つあります。

次の写真は東ホールを出て、市電の発着ホームから駅を振り返ったところです。

気づかれたでしょうか。

 

駅のホームからここまで「改札」というものがまったくありませんでしたね。

裏を返せば、だれでも列車に乗り込めるということです。

もちろん空港とちがって荷物チェックなどというものはありませんから、やろうと思えばテロも可能です。

 

そうです。これがヨーロッパの駅なのです。

 

じゃあどうやって乗客のチェックをするのかというと、列車に乗っていると、やがて車掌さんがやってきて切符拝見があります。

近頃はスマホで購入した切符を見せる光景が目立ってきましたが、もちろん僕のようなアナログ人間には別世界のことです。

いずれにせよ、このあたり、日本の駅事情とはかなりちがいますね。こちらの普通がそちらでは普通でない一例です。

 

 

 

教授!本日もありがとうございました!

 

私もオイルライフを始める前に約1ケ月ヨーロッパを放浪(ただ遊びに行っただけ笑)して来たのですが、その時ドイツにも10日位滞在しまして、その時何が驚いたかって教授のレポにもありましたがドイツの駅、改札がないのですよ!改札がっ!貧乏ツーリストの私の感覚からするとキセル(犯罪ですよダメ!)し放題じゃん!なんて思うのですがドイツの皆様はちゃんと切符を買っているのですよ、流石ドイツ人は真面目だな!なんて感心しかり・・・

 

しかしカラクリは簡単で電車の中で車掌さんが検札に来た時にキセルがばれた時の罰金の金額が莫大って事らしいので、そんな罰金を払うくらいならチャンと切符を買った方が良いというドイツ人が多いらしいです。

 

今ググってみたら40ユーロらしいっす!

 

教授レポありがとうございました!

いやぁ~このドイツの日常シリーズ楽しいですよ

また日常のひとコマお待ちいたしております!

 

モチロン明日も営業中!!!

ドイツの駅に無いものなぁ~んだ!