小林敏明教授の「ライプツィヒの街から46 サッカーと蛍の光 RB・ライプツィヒ」

こんばんわ!モンです

 

連休2日目いかがお過ごしでしょうか?

 

ドイツの小林教授からレポが届きました

熱心なサッカー・ファンでもある教授、地元RB・ライプツィヒの試合を観戦してきたようですが、かなりテンションが高いです、どうしたのでしょうか?レポを読んでのお楽しみぃ~

 

それでは!教授本日も宜しくお願いいたします!!!

 

 

サッカーと「蛍の光」

 

行ってきました、行ってきましたよ、ライプツィヒのサッカー・スタジアム

「レッド・ブル・アレーナ」へ。

小林敏明 オイルライフ 江古田 練馬 RBライプツィヒ

RBライプツィヒが今期ブンデスリーガ入りして、上位で頑張っていることはすでに伝えましたね。いずれ落ちてくるだろうと、高をくくっていたのですが、残り4試合というところで常勝ミュンヘンについでの2位、どうやらこのままシーズンを終わり、ヨーロッパ・チャンピオン・リーグの出場権を得られるということになりそうなんです。

 

チャンピオン・リーグといえば、バルサやリアルのスペイン勢はもちろんのこと、ユベントスやモナコ、サンジェルマン、チェルシーなどヨーロッパの名門が出場する大会ですから、去年までドイツの二部リーグでウロチョロしていたチームにとっては大変なことなんです。

十両から幕内に上がった宇良がいきなり白鵬(バイヤー・ミュンヘン)と並んで優勝戦線に残ったようなものです。

 

4月29日夜中めったにない地震(震度3.0)に仰天したライプツィヒでしたが(僕は気づかず寝てました)、チームも監督を始めとしてヴィールス性の胃腸風邪にやられて、なにやら不吉な予感。

今日勝てば、2位が確定し、それと同時にチャンピオン・リーグ参加も確定するというので、下から2位でリーグ陥落の危機にあるインゴールシュタット相手でもスタジアムはほぼ満員の41000人。

じつはこのインゴールシュタットは、今期負けなしを続けていたライプツィヒに最初に土を付けた不吉なチームなのです。

 

長い行列を作って簡単な持ち物チェックを受けて、スタジアムに入ります。

ツレは教え子のロバートとそのお父さん。

 

お父さんはこの日のためにチューリンゲンからわざわざ出かけてきました。

チューリンゲン州にはブンデスリーガ入りしているチームはなく、隣州ザクセンのライプツィヒが一番近いのです。

 

プロ野球でいえば、岡山にチームがないので広島のファンになるようなものです。

だからまあ、今のライプツィヒは旧東独の代表みたいな感じですかね。

旧世代にとっては心理的な東西の壁はまだありますからね。何となくわかります、その気持ち。

小林敏明 オイルライフ 江古田 練馬 RBライプツィヒ

ゲームは不吉な予感が的中して、まさかの0対0。

ヴィールス性感冒にくわえて、インゴールシュタットの執拗な反則プレーに阻まれてノーゴール。おまけにエース・ストライカーのヴェルナーが打撲傷で途中退場。

 

ミュンヘンのようにベテランのスーパー・スターがいなくて、もっぱら若さを売り物にしたチームの弱点が出た感じでした。

 

じつは、僕はサッカーについていつも偉そうな講釈を垂れながら、スタジアムはこれが初めてなのです。

 

スタジアム往復のラッシュもイヤだったのですが、以前に酔っ払ったフーリガンのグループに襲われそうになったことがあって、それ以来どうもサッカー・ファンに対する偏見ができてしまったこともあります。

しかし、今回行ってみると、そういう雰囲気はまったくなく、少し拍子抜けのワキアイアイ。

小林敏明 オイルライフ 江古田 練馬 RBライプツィヒ

面白かったのは、試合中応援団の鳴らす音楽から突然「蛍の光」が流れてきたことです。

この曲はもともとスコットランドの民謡、ウィキの記事には、現地では今でも年始、披露宴、誕生日などに歌われるとあります。

 

サッカーの試合中にこれを流すというのはどういうことなんでしょう。

日本でもそうなんでしょうか。

日本ではこの歌は卒業式の歌として定着していますが、ドイツはどうかというと、この歌はボーイスカウト運動とともに広がり、題名は「兄弟よ、お別れを」といって、やはり別離に際して歌われるようです。

 

ということで、相手インゴールシュタットをやっつけて、ブンデスリーガから二部リーグに落してやれ、というようなメッセージのこもったウィットで、それが今ではサッカー・ファンの間で「慣習」になっているのかと解釈しましたが、自信がないので、だれか詳しい人がいたら教えて下さい。

 

ゲームが終わって帰ろうとすると、偶然普段ひいきにしているベトナム・レストランのオーナーとばったり、結局彼のレストランに行って飲み会に。

そのとき初めて知ったのは、このオーナー、何とベトナムのナショナルチームのキーパーをやっていた(いる)とか。

 

今までそんな話をしたことがないので驚きましたよ、まったく。

 

では、とりあえず乾杯!

小林敏明 オイルライフ 江古田 練馬 RBライプツィヒ

僕もだんだんこうやってライプツィヒ人になっていくのかなあ。

 

 

 

 

 

教授本日も有難うございました!

 

えっ?教授スタジアム行くの初めてだったのですか?

てっきりスタジアムで大きなドイツ人とビール片手にソーセージをほおばりながら選手のプレイに激を飛ばしているものばかりと思ってましたよ!

 

試合はドローで残念でしたが、教授や皆さんの満面の笑みと赤い顔が満足度を表してますね!(笑)

 

最終節&チャンピオンズリーグのレポも楽しみにしておりますよ!

教授!本日も有難うございました!

 

飲み過ぎ注意です(人の事は言えませんが・・・)

 

 

モチロン明日も営業中!!!

ブンデスリーガ!

RBライプツィヒ

 

オ~レ

(たぶんオーレ違うな 笑)