こんばんわ!モンです
4月に入ったとたんに花冷えですか!
寒いですね~しかし
今年は例年より桜の開花がこの寒さで遅いですよね!
そして遅いと言えばモンのブログアップ
ドイツの小林教授からレポートが届いていたのに、すっかりアップ遅くなりました
教授申し訳ございません!
今回のレポはNO!NUKES!!!
そう!この時期恒例のベルリン風車デモの模様です
小林教授も写真で登場です
それでは!教授
本日もよろしくお願いします!!!
今年はフクシマから5年、チェルノブイリから30年ということで、いろいろありました。
今回は僕が直接関わったことをお伝えします。
まず3月5日は、このところ毎年恒例になっている、わがSNB(Sayonara Nukes Berlin)の風車作り。
カフェを一軒借りきってワキアイアイと60人ほどで660本の風車を作りました。
これは19日の風車デモの小道具です。
風車が何を象徴しているかは当然分かりますよねえ。
棒の部分はシルベスターの夜に打ち上げられる花火の燃え残りです。
毎年1月1日朝にはメンバーが、道行く人々の好奇のまなざしにさらされながら、この棒を廃品回収するためにベルリン市内をウロチョロしています。
ライバルはもちろんベルリン市清掃局。
3月11日は同じく我がグループがベルリンで開いた公開討論会。
チェルノブイリ以来黙々と(じゃないか)30年間放射線量を測定して報告しつづけている人、ゴアレーベンという核廃棄物の最終処理場候補地にされて厳しい運動を続けている地元グループの代表や、日独の原発に詳しいジャーナリストなどを招いてのディスカッションで、僕もいろいろ勉強させてもらいました。
自分で報告記事を書いたので、関心のある方は以下のサイトをどうぞ。
http://sayonara-nukes-berlin.org/
3月13日はライプツィヒに震災地相馬市の子供オーケストラがやってきて、そのレセプションのニワカ通訳。通訳は苦手で普段はお断りですが、今回は特別です。
演奏はバッハが楽団長をしていたトーマス教会でおこなわれましたが、バッハの棺を背景にG線上のアリアが流れると、ふとこの子たちの送ってきた5年間を想像し、思わず熱いものが流れてしまいました。
この子たちのなかには津波で片親、両親を失った子たちもいるそうです。その子たちがバッハの棺の前でG線上のアリアですからね。
泣けますよ、ホント。
3月17日午後からライプツィヒ大学日本学科で小熊英二『首相官邸の前で』と鎌仲ひとみ『小さき声のカノン』という2本のドキュメンタリー映画を鑑賞。
上映後には二人の監督とのディスカッションもありました。
日本にもいろいろなかたちで頑張っている人たちがいることを知りました。二人の努力に敬意。
3月19日。いよいよ今年一連のアクションのクライマックスです。僕は一時間前からポツダム広場でデモ参加者や道行く人に風車を配る「風車オジサン」の役。
デモはこの広場からライプツィヒ通り、フリードリッヒ通り、ウンターデンリンデンを通って、ブランデンブルク門まで。文字通りベルリンの中心地を行進。堂々と広い車道を占領して隣の人とべらべら話しながら歩けますから、普通の観光旅行に飽きた人にはお勧めコースです。
どうです、一度ベルリンに来てみませんか。来年も3月11日ごろの土曜日にやりますから。
このデモの模様は地元ベルリンのTVニュースでも伝えられました。関心のある方は以下のサイトをどうぞ。http://www.rbb-online.de/abendschau/archiv/20160319_1930/nachrichten_eins.html
というわけで、今年の3月は目一杯の活動ですが、現地の人たちの苦労を思えば、年に一度のことですから、遠くにいて眺めているだけのわれわれとしては、このぐらいのことはしないとね、申し訳ないですよ。
この後まだチェルノブイリ関係の催しもありますが、今回はこの辺で。
教授!本日もありがとうございました!
近くの日本では、今年は震災関連報道番組の視聴率が軒並み振るわなかったそうです
遠いドイツでは、まだまだ忘れられていないのですねぇ
震災から5年が経ち原発も再稼働するなど当事国として見習うべき点が私を含め多々だと思わされるレポでした。
因みに江古田でも同時期に「第5回 江古田映画祭」の中で鎌仲監督、小熊さんの同映画が上映されていました!、私は関わっておりませんでしたが江古田も頑張っていました。
それでは教授、掲載遅くなり大変申し訳ございませんでした。
次回のレポも楽しみにいたしております。
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