こんばんわ!モンです
今日からは<日本大学芸術学部>の学園祭がスタートですね、江古田に人があふれて賑やかになる文化なシーズンです。
日芸って事で昨日からの芸術自慢話(笑)の続きを本日はダラダラと・・・十数年前ロンドンで観た「センセーション」展その2です。
サーチ・コレクションを中心に開催された「センセーション」展
私たまたまその開催時期ロンドンに遊びに行ってまして、ロンドン在住の友人から「いま話題だからゼッタイ観に行くべきっ!」って言われ何の予備知識も無く「王立美術館」に観に行ったのが「センセーション」展。
それは、その名に違わぬまさに<センセーション>な体験となるのでした!
だって美術館入ってすぐ、いきなり<巨大な鮫のホルマリン漬け><羊の縦切りのホルマリン漬け>ですよ。「ありゃー美術展のつもりが間違って博物館来ちゃったかなぁ?」ってなるでしょ普通は、予備知識なければ。
ところがこれが「ダミアン・ハースト」代表作なんですねぇ。
巨大(直径5mくらい?)な灰皿にタバコの吸い殻(本物)が無数に入ってたり、ガラスケースに生肉が置かれていてそこに生きてる蝿が無数にたかっていたり、観るもおぞましい作品ばかりで、何なんだこれは!と思いましたがイッキに作品に引込まれましたよ。
その後もあるはあるは、こどものマネキン(等身大フィギュア?)の顔の部分に性器がくっついていたり、結合性双生児を思わせるこどものマネキンだったり「チャップマン兄弟」
生きてるんじゃないか?と思わせる程毛穴までリアルにつくられた素っ裸のオジさん(死んだ父親らしいです)の50cmくらいの小さい人体彫刻だったり「ロン・ミュエク」
私営のギャラリーや美術館が展示するならともかく、王立の名を冠する美術館が展示するのはいかがなものか?と部外者の私も心配になる程のショッキングな作品のオンパレード(実際にある作品は、その道徳性から期間中にペンキをかけられる被害にあったそうです)。
たとえば奥の店「ニュークリアス」コーナーに置いてある商品で表現するなら・・・
こんな感じ・・・。
実際はこの100倍ぐらいグロテスクな作品が多数・・・
これらの作品が美術的に優れているかどうかは個人の好みの問題として、
私は「感性を鷲掴みにされるような刺激」をうけました。
十数年経つ今「センセーション」展以上の衝撃的な美術展には出会ってませんし、刺激的な美術展や作品を観てもついついこの「センセーション」展と比べてしまいます。それぐらい<センセーション>な出会いで価値のある展覧会を当時実際に目撃でき良かったです。
いやーすっかり2日間に渡り書きましたが、はたして面白いのコレ???
まあ<芸術の秋><雨スタートでちょっと寂しい11月>のご乱心って事で、ご勘弁を。
でも最後はタイトルにある「葛西薫カレンダー2015」も「アンドーギャラリー」さんも関係無くなってんじゃーーーん。
ご安心を・・・カレンダーは、ちゃんと入荷しております。
ご来店、ご購入、お待ちいたしております。
3連休も休まず営業中!!!っす。
11月3日(月)のみオープン時間が変更になっております。
詳しくは コチラ から。
コメントをお書きください
岸あけみ (火曜日, 04 11月 2014 12:26)
もん様・・・
文章読んでいるだけでセンセーションでした・・・
がんばって想像しちゃいました(涙)
モン (火曜日, 04 11月 2014 20:45)
岸さま
イマジネーションだけじゃなく
チャップマン・ブラザース、ロン・ミュエク
でググってみて下さい(たぶんこの2人がセンセーションっす)
でもブログに書いたアーティストで一番稼いだのは
ダミアン・ハースト
です。