心のゆとりの草花とO.N洋画劇場「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ラース・フォン・トリアー

こんばんは。あかしです。

昨日に引き続き、早稲田松竹で観賞した映画のおはなし。

 

の前に、今日の朝日新聞の声欄に掲載されていた方のお便りに、胸にストンと落ちてきた心のゆとりのお話。

 

『「草は熱を吸収し、暑さを和らげ、虫のすみかとなる」と説く娘に感化され、庭の草は自然に委ねることにした。(ほんの一部を抜粋です)』

 

亡くなられた奥様は、投稿されたダンナ様に気を遣って家の庭を手入れしやすいよう石庭にするはずが、そうすることもなく、今は植物園化で雑草ぼうぼう。ところがちょっと興味を抱き、図鑑で雑草の名前を知ることにより、いとおしくなってきたとのこと。自然派の娘さんの一言に心が動き始めた、というお話。

 

私も最近生き物や植物に対して、今までとは違う愛情というか同じ仲間意識を感じ、情けというのでしょうか。虫や植物、もちろん野菜や雑草にもなんだか愛おしい気持ちです。そっとできるものには無理に駆除せず、自然に任せるというのもいいなと思いました。

 

 

『ダンサー イン ザ ダーク』は二度目の映画館鑑賞です。

前回も号泣でしたが、今回も前回以上に号泣でした。

 

ビヨークの人気もあってこちらの映画ご覧になってる方多いと思うので、ちょっと内容につっこんでお話しますが、

 

とにかくセルマ(ビヨーク)の運命が切なさすぎて、やるせなくて、非情な結果に見終わった後も、何故自分で生きようとしないのか!と思ったんですが、前回観たまでは。

 

今回改めて観ると、意外にも私、セルマにとってはこの死を受け入れるという選択以外ないんだなと納得できたんです。

そしてミュージカル、セルマの歌が観る者にも「救い」をもたらしてくれたと思いました。

 

ラストは悲しいですが、この監督はもしかして、自分の身にふりかかる自己を問われる問題に直面した時、最悪なシナリオになってもそれが救いへの一歩かもしれない、と言っているのでは、、、と思いましたが、皆様にはどう感じましたか?

 

こういう真面目にトークする時には、お酒でも飲みながらゆっくりお話したいですよね。ついついお酒もすすんでしまいますが。

 

よくモンと映画トークで、こうじゃない?とか自分では気付かなかった発見とかあって、夜も更けてしまうことがあります。。。

 

 

ポストカード、奥のお店に売ってます。

 

ビヨークの歌が大好きです。

いつかのフジロックでも、生ビヨーク見れましたが、めっちゃくちゃ後ろだったので、米粒ほどのビヨークに夢心地になってました。

近くで見たらもう陶酔ものでしょうね。

また見たいなー。。。。。